2011年04月22日

巣立ちの季節

 四月ももう終盤ですね。桜も花をわずかに残し、葉の緑が目立ちます。
今年の桜は流蜜が豊富だったようで、うちのアーヤ達も巣箱一杯に育ってます。
この時期ミツバチは豊富な食料と暖かな気候で一気に群の勢いを伸ばします。
そして群が育つこの時期には分蜂をよく見かけます。

 以前にK常務が書いた記事にもありましたが、
蜂が巣箱から飛び立ち、近くの木の枝などに集まっているのが見かけられます。
これが分蜂(分封)です。

 春の繁殖期になると、蜂達は子育てに蜜集めにと忙しくなります。
巣箱の巣脾いっぱいに卵を産みつけ、蜜を巣のすみの方に貯めていき、
人が入れた巣で足りなくなると自分達で自然巣を作り、

自然巣.jpg

それでもスペースがなくなってくると、蜂達が引越しをしようとします。
それも、ただ一群れが別の場所へ移動するのではなく、
新たな女王蜂を生み出し、群れが二つに分かれるのです。

 準備として、働き蜂達が新たな女王蜂を生み出す王台を作り、新女王候補達を育てます。
そして現女王は、群れの半分ほどの働き蜂と一緒に巣箱から飛び立ち、新天地を目指します。
巣箱に残った働き蜂は女王を育て、その処女王が雄蜂と交尾をして新女王となるのです。
こうしてもとの1つの群れが二つに分かれて育ち、ミツバチは子孫を残していくわけですね。

 しかしながら僕達養蜂をしている者にとっては、分蜂は厄介ごとでもあります。
出て行った分だけ育った蜂が一気に減ってしまうので、分蜂を見つけたらきちんと捕まえて、
巣箱に入ってもらいます。こうすると一群れ増えてもうけものではありますが、
分蜂しないようこまめに巣を足してやったり継箱を掛けて管理するか、
飛んでいく前にあらかじめこちらから群れを分割しておく方が、無難に増やせますしね。

高すぎて届かない….jpg

真ん中あたりのこんもりと膨らんだ影、分かるでしょうか?
こんな風に高い木の枝にとまられるととても手が出せません。

きちんと住まいのお手入れをするのが大事だなと感じさせられる春の一日。
G.M
posted by アーヤ at 17:44| 岐阜 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | みつばちアーヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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